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感染症対策にも期待できる乳酸菌

感染症というのはウイルスなどが体内に侵入し、そのウイルスがもとになって病気を引き起こすことを指しています。
怪我をした際、抗生物質を飲むことがありますが、これは、傷からウイルスや細菌類が入ってきて悪さをしても抵抗性を持たせるためです。
傷ばかりではなく呼吸器や泌尿器などからもウイルスや細菌類は侵入してきます。

感染症対策が整っている日本などの先進国の場合、感染症で死亡する確率は年々低くなってきていますが、エボラやSARSなどの致死率の高い感染症もありますし、大腸菌O157などによる腸管出血性大腸菌から起こる食中毒などでは、日本でも死者が報告されることがあります。
こうした感染症から身を守るために、注目されているのが乳酸菌です。

感染症などになり抗生物質を飲んでも、実は追いかけっこで、ウイルスは変異をしますので、これまで効果があったお薬が効かないということもあります。
また抗生物質には副作用がありますので、まったく副作用のない、感染症予防として乳酸菌が注目されているのです。

乳酸菌を継続的に摂取すると腸内フローラを整え、病原菌、ウイルスなどの侵入を防御するほか、腸内の免疫細胞を刺激してくれるので、ウイルスなどを攻撃するNK細胞などの免疫細胞を強化し、重症化させないなどの効果が報告されています。
乳酸菌は私たちに最も身近な有用菌ですが、感染症予防について高い注目を集めている菌なのです。