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腸内の乳酸菌が減少する仕組み

乳酸菌は腸内環境を整え、悪玉菌よりも善玉菌を優位にさせておくために、とても重要な菌です。
最近はウイルス予防になるということも知られ、またアレルギー症状の改善にもつながるなど、免疫機能調整、強化の働きもわかってきて、より注目されています。

腸内滞在菌として私たちの体内、腸の中に存在する乳酸菌ですが、その数は年齢と共に減少していきます。
加齢によって乳酸菌が減少していくということはある程度仕方のないことですが、それ以前に、私たちが毎日食べている食事も大きく関係していることを理解しなければなりません。

バランスの整った食物繊維の多い食事、いわゆる和食を摂取が多かった時代と比較してみると、大腸がんの発生が増加傾向にあるという報告がありますが、これも、脂肪分が多い食事、栄養バランスの偏った食事をすることで悪玉菌が腸内に多くなっていることが要因の一つと言われています。
このほかに、乳酸菌が腸内で生きていくために必要な環境を崩す要因としては、過度のアルコール摂取、カフェインの摂取、薬の乱用や寝不足など不規則な生活習慣などがあります。

腸内環境が乱れてしまえば、ほかの臓器に与える影響も出てきます
乳酸菌を減少させてしまう理由をよく理解し、乳酸菌が腸内で暮らしやすい環境を作るということも、健康な毎日に必要なことなのです。